反面教師(13)

さださんが助けないといけないのは1番目は自分、でもそれじゃあ、一人きり、同じくらい1番が5人のお孫さんということになります。

そしたらどうやって助けるのか。

真実を教えるということです。 

真実を教えるためにはさださんが真実をわかっとかなきゃいけません。

ご主人のことをわかるためにこれからもカウンセリングを受けるということになります。

それしか方法ないと思いませんか?

だって、お孫さんに被害を与える人って冷たくて悪い人なんですよ。

私が被害与えてる人ですよね。

違う、違う、ご主人ですよ。

ご主人がさださんに被害を与えて、さださんが娘さんとか息子さん達に被害を与えてるから、その息子さん達が奥さんに被害を与えてその奥さんがお孫さんに被害を与えるんやから。

もとを辿っていけばいいだけですから。

だから、本当の犯人は小さい子供達って犯人が自分の父親とか母親と思ってるんですよ。

違うよっていうことです。

その人も被害にあってるでしょっていうことです。

それを教えないとダメなんです。

その歳でわかるんですか?

わかると思いますよ、悪い人やから。

わかるんですかっていうことは、さださんがわかってないということですよね。

本当に心底わかっていれば教えたくてたまらなくなると思います。

子供を育ててる時と同じようにお父さんを美化しすぎてるかなと思いますけど。

美化しすぎてるというよりは自分の身を守る手段として美化したんです。

でも、それは、一時的には正しい方法ですよね、自分の身を守ることは人間大切なことですから。

自分は助かったんですよ。

仲間になれば助かるわけですから。

普通の犯罪って考えてください。

でも、自分も加害者の方になってるんじゃないかっていう問題が発生してくるわけですよ。

悪い人間の仲間になれば絶対加害者になるんやから。

これ当たり前の話なんですよ。

でもそれでもいいっていってるんですよ。

僕、一時的に自分の身を守るためには。

だけど、その次がなかったら、おんなじむじなやっていってるんです。

次があるかないかが問題なんですよ。この子守るために私はまず自分を守るということですよね。

日本人がどうして、冷たい人間が多くなったかというと子供に対する優しさがまるで欠除してますよね。

このコロナのことでよくわかったじゃないですか。

テレビ見てもインターネット見ても、子供達の問題っていっこうにでてこないです。

私: でてこないですね。

あれ不思議ですね。

先生: 不思議じゃないです。

誰も考えてないんです。

だって家で起きてることがわかんないのに世間でおきてることわかりますか?

今回はこの辺で。