娘との付き合い方(4)

さっきの続きです。

たった、30年、40年ぐらいの短い間にこんなふうになってしまった。

これって明らかに人間が危なくなってるんです。

行動が危険になってるということです。

これは間違った自由なんだと思います。

日本人って自由になったんです。

それはよかったんです。

すごくよかったんです。

昔は親の言った人と結婚しないといけなかったり、親の言った職業につかないとだめだったりとか、親の言った通りにしないといけなかったりとか、上下関係があるっていうことはそこに上下の権力関係があるということですから、自由という面に関してはよくなかったんです。

だけど、それに関してはいきすぎたんですよ。

だから、今の日本ていうのは、その正常な適切なバランスのとれた上下関係っていうのがないです。

急に自由になっちゃったんで、親も以前のように、昭和の時のように代々自分の母親とか、おばあちゃんが言ってることをいってればよかった、それが正解だったんだけど、今自由になっちゃたんで、娘に何いったらいいかわからなくなったんですよ。

そして、娘も自由だからということで、親に対する、親は子供を自由にしてあげなければいけない。

これ、やさしくしてあげなければいけない。

何が優しいのか、何が自由なのかがわからなくなった。

時代がかわっちゃったんで。

子供もそうなんです。

何が自由なのか、なにがやさしさなのかわからなくなってしまったんです。

環境の方が人の心よりも、日本人の心より先にすすんでいってしまったんです。

ついていけてないです。

これは、間違いなく今の日本は自由てす。

この自由っていいことなんですけど、自己責任というのとセットなんです。

これが、僕は正しい答えだと思ってます。

でも、世間はツィーターの誹謗中傷とか、親子のいいあいであったりとか無視であったりとか、自由をなんでもありにしてますよね。

なんでもありではないんです。

責任をとらなければならないんです。

今日はこの辺で。